【いまさら聞けない】喪中と忌中の違い|意味・期間・マナーをわかりやすく解説
「喪中と忌中って何が違うの?」
「年賀状や服装、どこまで気をつけるべき?」
葬儀のあとに訪れる“喪中”や“忌中”。
加古川市や高砂市でも、「違いがわからない」「マナーが不安」といったご相談を多くいただきます。
この記事では、喪中・忌中の正しい意味と期間の目安、年賀状や喪服のマナーまでをわかりやすく解説します。
喪中と忌中の違いとは?|言葉の意味と由来
◉ 「喪中」とは?
喪中とは、身近な親族が亡くなった悲しみの期間に、祝い事を控え、心静かに過ごすための期間を指します。
- 年賀状などのお祝い行事を控える
- 法律上の定義はないが、社会的な慣習として続いている
◉ 「忌中」とは?
忌中とは、仏教・神道における考え方で、死の“けがれ”がまだ清まっていない期間を意味します。
- 四十九日(満中陰)までが一般的な忌中期間
- 祭礼やお祝い事への参加を控える
喪中と忌中のルーツ|歴史と宗教背景
もともと「喪」や「忌」は神道の概念に由来していますが、
現在では仏教的要素や社会的慣習が加わり、一般的に広く浸透しています。
- 江戸時代には「服忌令(ぶっきりょう)」により、服喪期間が法令化
- 明治時代には「太政官布告」により、服喪期間が再設定
- その後、昭和22年に廃止。現在は法律ではなく、慣習として受け継がれている
喪中の期間はどれくらい?|目安と親族関係ごとの違い
現在、明確な法律はありませんが、社会通念として以下のような目安があります。
続柄 | 喪中期間の目安 |
---|---|
両親・配偶者 | 約13ヶ月 |
子ども | 約13ヶ月 |
兄弟姉妹 | 約150日 |
祖父母 | 約150日 |
その他の親族 | 特になし |
※あくまで目安です。精神的な距離や生活状況によって判断しても問題ありません。
忌中の期間はいつまで?|仏教と神道の違い
- 仏教では、忌中は一般的に「四十九日法要」まで(約7週間)
- 神道では「五十日祭」までが忌明け
忌中の間は、神社への参拝や祝い事の出席は控えるのが基本マナーです。
喪中はがきとは?|年賀欠礼のマナーと送る時期
喪中期間中は、新年のご挨拶(年賀状)を控えるのが通例です。
そのため、「喪中はがき(年賀欠礼状)」を事前に送ってお知らせするのがマナーとなっています。
◉ 喪中はがきの送付時期
- 10月下旬〜11月中旬までに相手へ届くように手配
- 相手が年賀状を用意する前に届くのが理想的です
🔸 花浄院でも喪中はがきの印刷・注文を承っております。
お気軽にご相談ください ▶ 📞 0120-927-592
喪服の色はなぜ黒?|昔は白が主流だった?
現在、葬儀や法要で着用される喪服は黒が一般的ですが、
日本ではかつて「白の喪服」が主流でした。
◉ 喪服の色の変遷
- 古代・平安時代:白が一般的
- 明治時代以降:欧米文化の影響で黒へ
- 明治30年:皇室が正式に「黒喪服」を制定
- 戦後:庶民にも「黒喪服」が普及
白は“清浄”の意味合いが強く、神道の喪服にも見られます。
ただし現在は、男女ともに「黒いフォーマルスーツ・ワンピース」が基本スタイルです。
喪中・忌中の祝い事はNG?|結婚・出産・引越しなど
基本的に喪中や忌中は「お祝い事を控えるべき」とされていますが、
現代では柔軟に対応する考え方が主流です。
- 結婚式:当人同士や親族間で合意があれば開催可
- 出産祝い:時期をずらすなど配慮すればOK
- 引越しや新築祝い:必ずしも避ける必要なし
まとめ|喪中と忌中の違いを正しく理解し、心ある対応を
項目 | 喪中 | 忌中 |
---|---|---|
目的 | 故人を偲び祝い事を控える | 穢れを避ける期間 |
期間 | 約150日~13ヶ月(目安) | 四十九日まで(仏教) |
主な行動 | 年賀欠礼、祝い事の自粛 | 神社参拝・祭事の自粛 |
喪中・忌中は、形式的なものではなく、故人を想い、自分自身と向き合う大切な時間です。
無理のない範囲で、気持ちに寄り添った過ごし方を大切にしましょう。
ご不明な点はお気軽に花浄院へご相談ください
花浄院では、葬儀後のマナーや喪中対応についても丁寧にサポートしています。
喪中はがきの印刷から、法要の準備・お布施のマナーまで、どんなことでもご相談ください。
事前に検討するなら ▶資料請求フォーム

▶事前相談・お見積りのご予約はこちらから
③ 事前申し込みや初回会員登録を活用する
葬儀社によっては、事前申し込みや初回会員登録をすることで割引価格や会員価格での施行も行っております。
ご家族様が入院中であったり、余命宣告を受けたりした際に、事前に資料請求や初回会員登録をすることによって、葬儀社やプランを選ぶことも可能です。
花浄院の初回会員登録は?
花浄院では、初回会員登録をしていただくと、お得な会員価格でご案内させていただくことが可能です。
※入会金は葬儀時に5,000円お支払いいただきます。
※初回会員登録の適用は、ご生前での登録に限らせていただきます。

ご不明な点は事前相談で解決できます 。
お電話またはご来店いただきましたらスタッフが詳しくご説明します。
ご来店での事前相談は毎日 10:00~16:00 随時受け付けております。
ご予約はお電話または事前相談フォームからお気軽にお申し込みください。
電話でのお問い合わせはコチラ
アットホームなご葬儀・家族葬なら「花浄院」
各店舗には駐車場を完備しており、お車でお越しのご参列者様にもストレスなくご利用頂けます。
また、駅から比較的近い会館もございますので、お検討の際にはアクセスの良さもチェックしてみて下さい。