里悠紀 | 家族葬なら花浄院(かしょういん)

スタッフ紹介 STAFF

"最期の想いを叶えられる" 存在に

里悠紀

北神社に入社して、一番初めに目にしたのが花浄祭でした。

入社してみて

地元の人たちの活気で溢れていて、たくさんの人が訪れている。葬儀ではない部分を、一番最初に見せてくれました。地域に根差し、たくさんの方から花浄院は応援されていることを感じ、当初抱いていた葬儀社へのイメージが変わりました。 初めて担当させていただいた葬儀は、自分が生まれ育った故郷の近く。 仕事を進める中で嫌な感情を抱くことがなく、地元のおばあさん方から「ありがとう、がんばりよ!」と声をかけてくれました。 葬儀の仕事は、お客様と関わる中で感謝をいただけるもの。 葬儀での仕事の仕方が右も左も分からなかった自分にとって、すぐに実感できたやりがいでした。

今までで印象に残っているお葬式とは?

これまで担当させていただいた中で、唯一悲しい感情になった葬儀があります。 お葬儀で関わる前から、開催されている絵手紙展のお手伝いをさせていただいているお母様がいらっしゃいました。 お部屋の飾りつけをしていたある時、もうお母様は長くないかもしれないとお聞きしました。お葬儀では、大好きな絵手紙を個展のような形で飾り、好きな曲を流している空間にご友人や近所の方をお呼びできるようにと、ご相談いただきました。 娘様ともご相談して、お葬儀の場での思い出コーナーとして、絵手紙の個展をすることに。生前に個展にいらっしゃることができなかった方にも、お通夜の際にお母様の大切な絵手紙を披露することができました。 お母様が一枚一枚想いを込めて書いていただいた絵手紙。大切に預かって会館で飾りつけの準備をしている際、涙が溢れてきました。 お母様の話せる相手と時間が限られている中で、自分を話し相手として選んでくれたこと。亡くなる前に最期の想いを聞かせていただき、叶えることが我々の仕事なんだと感じました。

私の夢

そして、ここ数年は教育担当として、人を育てる役割に従事しています。 毎年同じやり方では通用しないことを痛感しながら、「じゃあこうしていこう!」と常に柔軟に試行錯誤していくことを心がけています。自分の意見を押し付けて叱るのではなく、ひとりひとりに合った対処法を考える。それも「人の話をちゃんときく」ことに行きつきます。 どんな人であっても、個人の想いが言いやすい環境があることが大切だと感じています。 仕事の進め方においても、意見が欲しい人もいれば、ただ話を聞いてほしい人もいると思います。思うように進めようとしすぎずに、「相手のために真剣に考えよう」と自分の心境も変化しています。 葬儀を依頼してくださった方にとって、もしかするとその方の想いが話せる最後の相手になるかもしれません。我々は葬儀に関わる者として、その方の最期の想いを叶えるために寄り添える人でいたいですし、北神社は喜んでいただけるような葬儀をご提供できる存在としてありたいですね。

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