川口瑞生 | 家族葬なら花浄院(かしょういん)

スタッフ紹介 STAFF

家族のような繋がりを、これからも

川口瑞生

「ありがとう」は私にポジティブな力をくれる、魔法の言葉です。

入社したきっかけ

私は子どもの頃、人に何かしてもらったときに「ごめんなさい」と謝ってしまう癖がありました。ですが小学校3年生くらいの頃、8つ上の兄に「今のは謝るんじゃなくて『ありがとう』じゃない?」と言われたんです。 兄の言葉を機に、日頃から「ありがとう」と伝えることを意識するよう心がけてから、考え方がポジティブになりました。幼馴染にも「昔は大人しかったのに、めっちゃ変わったな」と言ってもらえるほど、人と話すのが好きになっていったんです。 人と積極的に関わるようになってから「人の役に立ちたい」という気持ちも生まれ、その想いを軸に就職活動を始めました。 そんな私が北神社に入社するきっかけになったのが、インターンシップです。私は高校生のときに大好きな祖母を亡くしたのですが、お葬式では泣いて泣いて泣きまくり。正直、お葬式には悲しいイメージしかありませんでした。 ですが、先輩が本当の家族のようにお客様と接する様子を見て、「アットホームな葬儀社ってこういうことなのかな」と、お葬式に対するイメージが変わったんです。

入社してみて

入社した今、先輩方は私にとってもお兄ちゃんやお姉ちゃんのような存在。お客様も、時には「こうやって、せないけんよ」と教えてくださったり、「娘に欲しいわ」と言ってくださったりと温かい方が多いです。 そういった安心できる繋がりを築けるのが、花浄院の魅力だと思います。 そんな大切なお客様と過ごした時間は、すべて印象深いです。中でも、アンケートで「加古川のお父ちゃんやと思ってな」と書いていただいたお客様とは、短い時間の中でとても濃い時間を過ごすことができましたね。 その方はご自宅で祭壇を準備する際、フランクに話しかけてくださり、仲良くなれたお客様でした。 お見送りのとき、故人様が好きだった野球のボールやバットを折り紙で作って、その方にサプライズでお渡しすると、大号泣。泣きながら「それは直接棺に入れてあげて」と。最後には「ほんまにありがとう」と何度も言っていただけたんです。 夕方からのお打ち合わせで、次の日に出棺されるという短い時間だったのですが、ここまでご家族様と一緒になってお別れができたのは初めてでした。 一方で、笑顔で終わるお葬式も。故人様はとてもパチンコが好きな方だったと伺ったので、ダンボールでパチンコ台を作ったんです。 それをお渡ししたら、なんとみなさん大爆笑(笑)。「やっぱりおばあちゃんはこれやわ!お花よりこれの方が嬉しいやろう」と言っていただけました。涙だけでなく、最後は笑ってお見送りできるようなお葬式が理想なので、印象的な出来事でしたね。 「ありがとう」という言葉は今も私に力をくれています。お客様に「ありがとう」と言っていただけるときが一番やりがいを感じる瞬間ですし、何かもっとお返ししていきたいと思えるんです。頑張る糧になっています。 今、私は関わったお客様との繋がりを大切にするため、趣味でやっているクラシックバレエの報告などを添えて、お客様にお手紙をお送りしています。お客様には元気でいてほしいし、長生きしてもらいたい。

私の夢

なので、お葬式が終わった後でもコミュニケーションを取れるような取り組みをしていきたいんです。 繋がりを大切にしていけたら私もハッピーですし、お客様にもハッピーになってもらえたら嬉しい。そんな機会を、これから作っていきたいです。

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